M社 社長室改修工事 第7話

天井・壁クロス張り

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今回の工事は、ストライプの壁のクロスを中心として床や天井、窓枠などの仕上げ材の選定を行いました。黒と白と銀色のストライプです。

※このクロスも「F&B」です。W幅500の版画が施されている壁紙です。

このクロスは海外の製品なのですが、日本の製品との違いを少しお話しします。

(個人の見解なのでクレームは受け付けません。)

色目や、雰囲気が日本のものとは違います。質感も「クロス」と言うより「壁紙」と言った方が伝わる感じでしょうか。塗装と同様に色粉自体が日本のものと違うのだと思いますが、色に深みがあります。

しかし、納めるのは大変難しいです。寸法は糊を入れる前と後では5mmも伸び縮みしますし、ストライプの幅も全部バラバラです。日本の製品との違いを思い知らされます。日本の製品は正確。

なぜ、幅が違うと大変なのかと言うと壁には出隅と入隅があります。

ストライプのラインと出隅や入隅のラインが揃ってないと大変みっともなく見えてしまうのです。

下地の垂直の精度と、クロスを張る際の垂直の精度とを調整しながら尚且つクロス自体の伸び縮みを計算して張っていきます。

クロスにも割り付けがあるのです。

 

 

 

 

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